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TSKニュース&トピックス

平成26年7月 下旬号

いまさら聞けない決算書の仕組み

公認会計士 鏡 高志

何気なく目にしている決算書も上手に利用すれば、会社の実態を正確に理解・把握することができ、適切な経営判断を行う際の有用なツールとなります。決算書を使いこなすマイスターになるべく、決算書を利用した財務分析について今月より全6回で解説します。 第1回目の今月は、そもそも決算書は『どのような目的』で『どのような意味』をもっているのかを知っていただきます。

決算書は『どのような目的』で『どのような意味』をもっているのか?

決算書といえば、貸借対照表(B/S)と損益計算書(P/L)がおなじみですが、財務分析を行う上で、知っていただきたいのがキャッシュフロー計算書(C/F)です。会社法では、その作成が義務付けられていないものの、B/SやP/Lを見ているだけではわかりづらい会社の実態が見えてくることが往々にしてあります。これら財務三表(B/S、P/L、C/F)は、同一の取引を異なる視点で表現したものであり、他社や過去と比較することで、その会社の特徴があぶりだされます。分析の入り口として財務三表を比較・分析することは非常に有用です。

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次回は、決算書の情報をもとに行う『財務分析』にはどのようなものがあるかをご説明します。