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"争族"と"相続"対策の具体例

個人資産部門 税理士 渡辺 太貴

相続は単に「資産を引き継ぐ」ことだけでなく、「家族間の関係性」も大きく関わってきます。なにも準備をせずに相続を迎えてしまうと、家族間での思わぬトラブル(争族)や高額な税金の負担が生じることもあります。今回は、そうした争いを避けるための「争族対策」と、納税資金の確保や相続税を抑えるための「相続対策」について、具体例を交えながらご紹介します。

1.争族対策:家族間のトラブルを未然に防ぐ方法

相続が原因で家族間の争いが起きるのを避けるためには、事前にしっかりと対策を講じておくことが重要です。ここでは、家族間のトラブルを防ぐための具体的な方法をいくつかご紹介します。

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2.相続対策:納税資金確保や節税のための対策

相続税や贈与税の負担を軽減し、納税資金の準備をすることは、相続対策における重要な要素です。ここでは、税金を抑えるための具体的な方法と注意点についてご紹介します。

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(※1)行きすぎた不動産取得による相続税対策は、税務署から総則6項適用の可能性があるため、注意が必要です。

3.対策の優先順位

相続に関する対策を行う際、ただやみくもに進めると思わぬ落とし穴がある可能性があります。そのため、対策にも優先順位をつけて、計画的に取り組むことが重要です。

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4.おわりに

相続においては、事前の準備が何よりも重要です。大切な財産を円滑に引き継ぐために、「誰に、何を、どのように託すか」を明確にしておくことが求められます。将来のトラブルに備えるためにも、早期の対策を心がけましょう。

<執筆者紹介>

個人資産部門 税理士 渡辺 太貴

相続税申告のほか、相続対策や事業承継など、個人資産税業務に従事しています。